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●これまで多くの報道番組に携わる
中島喜久さんは1970年、熊本放送に入社。最初はアナウンサーとしてスタートしました。そして、今日まで「あなたの10時半」「ニュースキャッチャー」など、RKKのテレビ・ラジオの番組の司会、キャスターを担当。また、県政・市政・経済・医療・福祉・文化など幅広い分野を担当する報道記者としても活躍し、JNN代表としてオーストラリアで臓器移植の取材をはじめ、イギリス、中国、韓国など海外、及び国内の取材も数多く経験しています。現在は、報道部が担当する「夕方いちばんニュース」(月〜金、18:16〜18:50)の記者として、県内の主な動きや出来事を取材。併せて多くの県民から関心が寄せられている時々の社会問題などを特集として報道する企画ニュースの制作に当たっています。さらに、番組に携わっているアナウンサーや記者が、どう表現すればもっと正確で分かりやすく視聴者に伝えることができるかなどの指導も行っています。
●報道にもっと必要な女性の視点
以前はラジオニュースの一部を除き、男性アナウンサーがニュースを読む(担当する)ということがあたり前の時代で、どこの放送局でも"報道は男性の仕事"ということが一般的でした。ところが「夕方いちばんニュース」の前身「ワイド6(シックス)」が始まり、当時、中島さんがキャスターを務めた20年前頃から女性も取材現場に行くようになりました。「今では、女性も男性と同じように取材現場に行きます。同じニュースを報道するにしても、例えば教育とか子育て等については、女性の視点でとらえた場合が、同じような立場の女性の共感を得られることも多いようです。実際、今、報道部には子育て中の女性が2人います。もちろん、男性の視点でとらえることも大切で、男女がそれぞれ報道の現場で協力し合うことは、報道の内容に奥行きが出てくることにもつながります」
●家族や周りの人に支えられて
記者という仕事を通して、中島さんも男女共同参画社会の進展や状況を見てきました。しかし、まだまだ現実的には多くの課題もあるようです。
「教育現場では女性校長の誕生などが多くなってきていますが、また他の職域や中小企業においては女性の管理職が少ないと思います。トップの理念によることも大きいでしょうが、同時に女性自身がもう一声あげたら、状況がずいぶん変わっていくのではないか」。そして「男女共同参画とは、男女それぞれがお互いの特質・特性を認め合って、尊重してこそ、うまくいくと思います。目標を持って、夢を持って進んでほしいですね」と結びました。
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