熊本の女性のチャレンジ事例集
 
起業にチャレンジ
伊佐 真理子 さん
沖崎 祐子 さん
硴塚 絵里子 さん
河内山 陽子 さん
小出 史 さん
高木 奈穂 さん
垂見 和子 さん
林田 美恵子 さん
羽山 悦子 さん
原田 みよ子 さん
藤井 宥貴子 さん
丸野 香代子 さん
吉尾 知江子 さん
吉村 美由紀 さん

 
起業
羽山悦子さん
薬剤師
●理想の薬局を創(つく)りたい

  2001年9月、羽山さんはそれまで管理薬剤師として勤務してきた薬局を退職し、阿蘇市に(有)野の花薬局を設立しました。当初「人間関係に悩むことが多く、経営者には向かない」と、自分の薬局を持つことに躊躇したそうですが、自分がそれまで長らく培ってきた集大成とも言えるものをさらに発展させ、理想の形の薬局を創(つく)りたいと思うようになり、ついに開局に踏み切りました。

●「チャンスって、何回もない!」

  自分の薬局を設立して良かったと思うことは、薬剤師として勤務していたときとは違い時間やお金の使い方を自由に決められることだそうです。羽山さんは男女協働政経塾「女性起業支援講座」を受講して、起業家に必要なことで1番大切なことはお金の使い方が上手なこと、2番目に人間関係が上手なことと教えられ、起業(開局)にチャレンジしました。しかし、実際に立ち上げるまで迷う彼女を夫や友人が「チャンスって、そんなに何回もないよ」と励まし、背中を押してくれたことが、チャレンジの大きな弾みとなりました。現在は県薬剤師会理事として、県学校薬剤師会副会長としての立場で老人会などで薬についての講演などを行い、自分の仕事外にも多忙な日々を送る羽山さん。「でも、それは微力ながら、皆様のお役に立てることなのでうれしいです」。生き生きした表情が印象的です。

●男女共同参画社会実現のために

  羽山さんは、男女共同参画社会実現のために、女性が働きやすい事業所(職場)を目指しています。例えば育児休暇や介護休暇、子供連れ出勤などが可能な職場づくりです。同時に何よりも地域に歓迎される薬局になることです。気軽に相談ができ、心が安らげる雰囲気の薬局づくりです。そしてさらに大きな夢があります。介護・福祉・ボランティアをコーディネートし、低料金で利用できるようなシステムの構築です。具体的には社会的弱者の子どもたちや高齢者が安心して集える場所、持ち家がない年金暮らしの人が安心して暮らせる家ができないか模索中です。
1977年4月、熊大薬学部卒業と同時に民間薬局に就職。その後病院の薬局長など務める。

男女協働政経塾を受講。

2001年9月、薬局勤務を辞め、自分自身の理想の薬局「野の花薬局」を阿蘇市に設立。


野の花薬局
阿蘇市小里250-4
TEL:0967-24-6700