熊本の女性のチャレンジ事例集
 
起業にチャレンジ
伊佐 真理子 さん
沖崎 祐子 さん
硴塚 絵里子 さん
河内山 陽子 さん
小出 史 さん
高木 奈穂 さん
垂見 和子 さん
林田 美恵子 さん
羽山 悦子 さん
原田 みよ子 さん
藤井 宥貴子 さん
丸野 香代子 さん
吉尾 知江子 さん
吉村 美由紀 さん

 
起業
垂見 和子さん
Mネイチャー生活倶楽部代表取締役

●商品改善グループとして発足

 菊池市に本社を置き、熊本市の事務所を拠点に活動するネイチャー生活倶楽部は1996年、消費者がつくる「商品改善グループ」として発足した会社です。業務内容は20代から60代の主婦を中心にした会員に、シャンプーなど頭髪ケア用品・UV関連商品・台所用洗剤などの商品開発・販売を行っています。スタッフは創業者で社長である垂見和子さんをはじめ35人(パート・派遣社員含む)。その大半が女性です。

● 理想の“シャンプー”を作りたい

 もともと垂見さんが起業を思い立ったのは、「数年来、抜け毛が止まらない。毛髪の傷みがひどい。手当やさまざまなシャンプー試みても思うような効果が表れない…」という彼女自身も含めた身内の髪の悩みからでした。
 そこで垂見さんがシャンプーについて問い合わせてみたところ、市販シャンプーの成分や原料が台所用洗剤と、またリンスは自動車のコーティング剤とほぼ同じ原料であることが分かり、愕然となったそうです。「だったら、実際に悩んでいる自分たちの手でシャンプーを作ろう」と思い立ち、親戚や知人など約 500人にシャンプーついてアンケートを行いました。その結果、想像以上に髪の悩みを持つ女性が多いことが判明。アンケート結果を基に「原料を化粧品のレベルまでに上げた安全なシャンプーを作りたい」製造メーカーに掛け合い、“理想とするシャンプー”の試作品が作られることになりました。


●ひたむきに目的に向かって…

 起業から10年目を迎えた会社。消費者と一体となった商品開発に主軸を置き、商品販売も会員制通信販売システムをとっていることに変わりはありません。今後の目標も「やはり、会員からの要望にどれだけ応えていけるか、その会員からの評価が売り上げとなってかえってくるから」です。しかし事業規模が拡大するにつれ、人材の資質が課題となってきました。企業に必要な人材とは、「会員の増加とともにもっと“会員のニーズに対応した商品づくり”という企業理念が向上できるように、常に会員(消費者)と同じ目線で、会員の立場になりきって能力が発揮できる人」です。まだまだ厳しい経済の状況下、垂見さんは「ひたむきに目的に向かって頑張ることが、社会的な責任でもある」と結びました。

熊本女子大卒業後、教職、化粧品会社勤務を経て1993年、理想のシャンプーを求め商品開発始める。

1995年、2年がかりで完成したシャンプーの広告に電話が殺到。予想以上の反響に事業化を決意。

1996年、Mネイチャー生活倶楽部を資本金1,000万円で設立。


(株)ネイチャー生活倶楽部熊本事務所
熊本市神水2-7-10 神水中島ビル3F
TEL:096-386-0030