熊本の女性のチャレンジ事例集
 
起業にチャレンジ
伊佐 真理子 さん
沖崎 祐子 さん
硴塚 絵里子 さん
河内山 陽子 さん
小出 史 さん
高木 奈穂 さん
垂見 和子 さん
林田 美恵子 さん
羽山 悦子 さん
原田 みよ子 さん
藤井 宥貴子 さん
丸野 香代子 さん
吉尾 知江子 さん
吉村 美由紀 さん

 
起業
硴塚絵理子さん
硴塚絵理子税理士事務所
税理士
●必要な専門知識と幅広い教養

  税理士として独立開業し5年目を迎えた硴塚絵理子さん。現在、スタッフ3人とクライアント数十社(個人を含む)を定期的に訪問し、税務・会計処理、経営相談などを行っています。最近では、経営コンサルタントとして経営全般にわたっての指導やアドバイスを求められることが多く、当然のことながら、法律や金融など専門的な知識に加え、幅広い分野の情報収集も欠かせないそうです。

●母親に資格取得を勧められて…

  硴塚さんが税理士を目指したのは大学時代、母親から「何か、一生役立つ資格を取得したら」と勧められたことです。そこで「せっかく商学部で学んでいるので、税理士の資格を取得しよう」ということになりました。税理士には定年がなく、女性でも長く仕事ができることも大きな理由の1つでした。
事務所の経営方針は“関与先企業の繁栄のために全力を尽くす”と、“男
女が共に働きやすい職場を目指す”の2つです。「実際に、税理士の仕事は社会に貢献するものだと思っています。顧客先の経営計画を立案し、良い結果が出れば、私たちにとっても大きな喜びとなり、私には“天職”だと思えます。半面、顧客先の社長さん方は私と同年代が多く、開業、独立されて歳月が浅い企業も多いので、ついつい私も顧客先と同様の気持ちになって、夜眠れなかったりすることもあります。“そこまでは考えなくてもいいのでは”と、言われていますが―」(笑)

●男女共同参画に大切な権利と義務

  今後の課題は「事務所のスタッフ(社員)を育てていくこと」と、硴塚さん自身が「さらに勉強を積み重ねていきたい」ということです。それは、男女共同参画という視点にもつながっています。かつて、硴塚さんがOLとして男性中心の企業で働いていた際、昇進をしたことにより女性社員より受けた度量の狭さに愕然とした経験があり、加えて事務所開業時、依頼先を訪れた際「何だ、女性税理士だ」という声が耳に入ってきたことがあったからです。最近では、そのようなことはなくなりましたが、「男性が2倍頑張るのであれば、女性は3倍も4倍も頑張らなければ…。男女とも権利を主張するなら、義務を果たすことが大切です」と結びました。
1985年、福岡大学(商学部)卒業。就職活動を行うが思うような就職先がなく、母親のアドバイスもあって税理士を目指す。

1990年、税理士の資格を取得。1994年、熊本の地場企業に就職する。

2001年1月、硴塚絵理子税理士事務所を独立開業する。2004年3月、熊本大学大学院法学研究科終了。


熊本市坪井町7-11
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