熊本の女性のチャレンジ事例集
 
起業にチャレンジ
伊佐 真理子 さん
沖崎 祐子 さん
硴塚 絵里子 さん
河内山 陽子 さん
小出 史 さん
高木 奈穂 さん
垂見 和子 さん
林田 美恵子 さん
羽山 悦子 さん
原田 みよ子 さん
藤井 宥貴子 さん
丸野 香代子 さん
吉尾 知江子 さん
吉村 美由紀 さん

 
起業
沖崎祐子さん
米国FOUR
SEASONS SUNROOM社 国際事業部日本代表
有限会社ロニーインターナショナル代表
●独自のルートを構築

  沖崎さんは現在自らが立ち上げたロニーインターナショナルという会社の代表。事務所は熊本市にありますが、クライアントは熊本だけにとどまらず、九州、大阪、北海道、アメリカと広く、内容もログハウス、広告ツール、マスコット製作とバラエティに富んでいます。沖崎さんが行っているのは「会社と会社をつなぐ」仕事。永年のアメリカ生活で培ったネットワーク、情報力、流通ノウハウで国内中小企業の海外企業への紹介、国際見本市などへの出展支援など国際化への推進、援助を行われています。また、個人やメーカ
ーを対象にした、独自のルートによる安価なログハウスやサンルームの輸入代行業も好評です。

●アメリカと日本の架け橋になろうと決意

  沖崎さんはロスのサンタアナカレッジで学び、ディズニー社に入社。通訳、ホテル部門の企画営業を経て東京ディズニーランドの建設スタッフとして日本に帰国するという経験の持ち主。「留学しようと思ったのは、小さな部屋の窓から見える空を見て、いつも広い世界に憧れていたからでしょう」大学時代は勉強もせずアルバイトで貯めたお金を握りしめ「死んでも何の悔いもない」と親の反対を押し切り22歳で単身渡米。色々大変な経験もしましたが、たくさんの優しい人に助けられたと当時を振り返られます。特に当時は日本を意識することもなかった沖崎さんですが、ある日サンディエゴの博物館で西海岸で撃ち落とされたゼロ戦に出会い、日本の方向に向けて置かれたその姿を目の前にして、衝撃と共に初めて自分が日本人である意識に目覚め、小さくていいから日本とアメリカの架け橋になろうと決意。ディズニー社で知り合った日系三世のロニー沖崎氏と出会い結婚後、東京ディズニーランド設立スタッフとして帰国、ロニー沖崎氏の熊本県庁国際課勤務の為に熊本に帰り、専業主婦となります。

●強い悲しみを乗り越えて

  そんな沖崎さんが再び仕事を始めるきっかけとなったのは夫の急死。早過ぎる死の強い悲しみを支えたのが英語教室の子ども達と"仕事“でした。早速舞い込んできたのが、当時世界的スターだったトム・ジョーンズの来日公演。予定されていなかった熊本公演を持ち前の行動力と情報力で見事成功させます。その後ログハウスを輸入するという仕事が広がっていきました。「様々な物品が外国から日本に来るまでの間、いかに価格がはねあがっているか。情報を知らないがゆえに損をしているケースが多いと思います。私が行っているのは適正な価格での橋渡し。大きな会社では出来ない所を信頼関係で仕事をさせてもらっています」と沖崎さん。また、フォーシーズンという会社のサンルーム輸入の初めての日本の代理店にも。その行動力の源はと訊ねると、「自分が幸せと感じることかな。ものすごく辛い事を経験すると、あれ以上の不幸な事はないと思えるから、他の人にとっては当り前のこともとても幸せに感じるんです」と笑顔を向けてくれました。

22歳で渡米。ロサンゼルス、サンタアナカレッジで学び、その後ディズニー社で通訳、ホテル部門で企画営業の仕事に。

結婚後、東京ディズニーランド建設スタッフとして帰国。夫の熊本県庁勤務と共に熊本へ。英語教室を自宅で開く。

1995年有限会社ロニーインターナショナルを設立。2004年フォーシーズン社の日本での初めての代理店に。


(有)ロニーインターナショナル
熊本市秋津町秋田3443-2
TEL:096-365-8881